照明器具の選び方

投稿日:2022年2月6日

こんにちは!

 

いつもHPをご覧いただき
ありがとうございます。

 

設計・CAD担当の冨樫です^_^

 

昨年中は大変お世話になりありがとうございます。
本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い致します。

 

さて、夏に続いて冬のオリンピックがいよいよ開催されますね!

 

たくさんのメダル獲得に期待して、連日TVでオリンピック観戦を

 

楽しみたいと思います♪

 

 

さて、話は変わりますが、住まいにおいて照明器具は欠かせないものです。

 

そして、近年様々な種類・形・色・素材のものが増えてきました。

 

選択肢が増えることは嬉しいですが、どこにどんなものを取り付けるといいのか?

 

分からなくなることもあるかと思います。

 

そこで、今回から数回にわたり、照明についてご紹介いたします。

 

実用性とインテリア性の両方から、照明器具の種類や注意点を知り、

 

素敵な住まいづくりの参考にしてみてください。

 

 

【照明器具の種類と特徴】

 

☆シーリングライト☆

 

「シーリング(ceiling)」は、天井という意味で、

 

シーリングライトはその名の通り天井に取り付けるタイプの照明器具です。

 

一般的に部屋全体を明るく照らし出すメイン照明として使用されます。

 

大きめで平たいデザインのものが多いですが、

 

複数の小型ライトで構成された製品や、シーリングファン(天井付けの扇風機)と

 

組み合わせた製品などもあります

 

 

●使用場所の例:リビング、寝室、子供部屋、和室、など

 

 

 

 

パナソニック株式会社Panasonic Homes&Living 住宅用照明器具カタログ2021-2022
:上左画像P33・上右画像P46・下画像P49 より

 

 

☆ペンダントライト☆

 

ペンダントライトは、天井や梁などからチェーンやコードで吊り下げるタイプの照明です。

 

シーリングライトに比べて光源の位置が低くなるため、テーブル上など限定的な範囲に

 

光を届ける目的に適しています。

 

また、吹き抜けなどに設置すると、空間の縦方向の伸びやかさを強調することができます。

 

居室では、メインの照明というよりも、補助照明として使用されることが多いです。

 

シェードやライトの種類による、豊富なデザインバリエーションがあります。

 

 

●使用場所の例:ダイニング、キッチンの手元、子供部屋、書斎、和室、吹き抜けなど

 

 

 

 

☆ダウンライト☆

 

ダウンライトは、天井に埋め込む形で設置する小型照明です。

 

単体の使用ではなく、複数のライトを一定の間隔で配置するのが一般的です。

 

天井からライトが飛び出さないため、照明器具の存在を目立たせたくない場合にも

 

適しています。

 

かつて天井付けの照明といえばシーリングライトとペンダントライトの選択肢しか

 

ありませんでしたが、住まいを控えめに照らす空間演出の明かりとしてダウンライトが

 

普及してきました。

 

天井の工事が必要になるため、電気屋さんによる取付工事が必要になってきます。

 

また、後から位置を変更することができないため、インテリアや間取りに合わせて

 

しっかりと照明計画を立てることが大切です。

 

 

●使用場所の例:LDK、寝室、子供部屋、書斎、寝室、廊下、納戸など

 

 

 

 

 

☆ダクトレール☆

 

ダクトレールは、天井に設置する照明用の補助器具です。

 

ダクトレール自体に照明の機能はなく、スポットライトやペンダントライトを

 

取り付けて使用します。

 

レールの内側に電気が流れているため、レール上であれば好きな位置に照明器具を

 

取り付けることができます。

 

定められた重量と消費電力の範囲内であれば、複数の照明器具を自由に追加でき、

 

レール上であれば後から移動することも可能です。

 

レールが長いほど、照明器具を設置できる範囲が広くなります。

 

もともとは店舗などで使用される業務用の器具でしたが、

 

利便性の高さから一般家庭にも採用されるようになりました。

 

 

●使用場所の例:LDK、書斎、子供部屋など

 

 

 

下画像:パナソニック株式会社Panasonic Homes&Living 住宅用照明器具カタログ2021-2022 P70より

 

次回につづく・・・

 

 

それぞれのご家庭のライフスタイルやご要望・ご予算に合わせた

 

照明プランのご提案もさせて頂いております。

 

 

詳しく知りたい方は

 

設計士・スタッフにお気軽にご相談下さい^_^

 

 

設計・CAD担当
冨樫