シンボルツリーについて
投稿日:2021年10月4日
こんにちは!
いつもHPをご覧いただき
ありがとうございます。
設計・CAD担当の冨樫です^_^
そろそろ秋が近づいてきましたね!
今年は人混みにならないように、ドライブしながら紅葉を見に行ったり
家族でお家時間を満喫したいですね♪
さて、前回のエクステリアに関連しまして
今回は、シンボルツリーついてご紹介いたします。
「シンボルツリー」とはその名の通り、家のシンボルとなる木のことを言います。
家の外観に大きく影響を与える大切な木です。
住まいの象徴となって家族を見守る存在で、お祝いごとの記念樹や
お子様の誕生に植えて、一緒に成長を楽しむ方も多いです。
新築の際に植えれば、家と一緒に経年変化を楽しめますし、
家族の成長も一緒に見守ってくれる存在です。
また、近年では住まいのシンボル的な存在でありながら、
かつ住まいを引き立てる役割も担っています。
家の外観というものは緑が上手く映えるだけで見た目は劇的に良くなります。
選んだ木によって家の雰囲気も大きく変わる効果もあるので、
ご自分の住まいに合ったシンボルツリーを選びたいですね。
シンボルツリーの選び方
シンボルツリーは、選んだ木によって住まいの雰囲気が大きく変わります。
ですが、木は頻繁に植え替えができるものではないので、最初の選び方が重要になります。
そこで、まずはシンボルツリーを選ぶ際のポイントをご紹介します。
☆落葉樹か常緑樹かで選ぶ
シンボルツリーを選ぶ場合に多くの方が迷うことの一つが、
落葉樹か常緑樹かではないでしょうか。それぞれの特徴を押さえて、
よりご自分の住まいに合ったシンボルツリーを選ぶようにしましょう。
・落葉樹
落葉樹は秋〜冬に葉を落とす木です。夏は強い日差しを遮り、
寒い冬には落葉して部屋の中に日光を通してくれます。
夏は涼しく、冬は暖かくしてくれるので省エネにも役に立ちます。
秋には紅葉を庭で楽しむことができるので、目で見て楽しむ庭におすすめです。
ただし、紅葉の時期には落ち葉掃除の必要があります。
シンボルツリーで家の目隠しも兼ねている場合、
冬場は目隠しの効果は無くなってしまいます。
また、木を植える場所によっては隣家の敷地に落ち葉が落ちてしまう場合があるので、
植える場所に注意が必要です。
落葉高木でシンボルツリーにおすすめの樹木は「エゴノキ」「イロハモミジ」
「ヒメシャラ / ナツツバキ」「ハナミズキ」などがあります。
・常緑樹
常緑樹は一年中同じように葉が茂っているので、
目隠しとして植えたい場合におすすめです。
冬の落葉樹の立ち姿は少々寂しく感じられても、
常緑樹なら冬でも緑を楽しめるのが嬉しいです。
なお、常緑樹でも葉は生え変わっているので、
全く落ち葉掃除が必要ないというわけではありません。
常緑高木でシンボルツリーに向いている樹木として、「シマトネリコ」「ソヨゴ」
「キンモクセイ」「シラカシ」などが挙げられます。
☆植える場所の環境条件で選ぶ
シンボルツリーを選ぶときは、植える場所の環境条件をチェックすることが大切です。
環境に合っていない木を選んでしまうと、上手く育たないことがありますので
注意が必要です。
・日照条件
シンボルツリーを選ぶときは植える場所にも注意しましょう。
日陰になることが多い場所なら耐陰性のある木を選ぶ必要があります。
また、日差しが強い西側に植える場合は常緑広葉樹が適しています。
また、紅葉を楽しみたいなら日当たりの良い場所に木を植える必要があります。
・気候風土
シンボルツリーを選ぶときは、住まいがある地域の環境下で
育ちやすい木を選ぶのがおすすめです。寒冷地では寒さに強いものが良いでしょう。
また、暖地では害虫被害が少ないものを選ぶのもポイントです。
シンボルツリーは住まいの象徴となる木です。
植えたら終わりというわけではなく、その後の成長を楽しんだり、
季節の移り変わりを感じさせてくれたり、いろいろな楽しみ方ができます。
ぜひ、お気に入りのシンボルツリーを見つけてくださいね。
それぞれのご家庭のライフスタイルやご要望・ご予算に合わせた
シンボルツリーのご提案もさせて頂いております。
詳しく知りたい方は
設計士・スタッフにお気軽にご相談下さい^_^
設計・CAD担当
冨樫